この「プロジェクトマネジメントとは?」のページに興味を持ってくださった方は、普段の仕事の中で、プロジェクトの上手な立上げ方や進め方が分からないという壁にぶつかり、
「そもそもプロジェクトの仕事にはどんな特徴・特性があるのか?」
「プロジェクトマネジメントとは、具体的にどんなことをやればいいのか?」
「体系的なプロジェクトマネジメントの知識体系とは? また、それを自分のプロジェクト現場にどう取り入れたらいいのか?」
などの疑問から情報収集をしているというケースが多いのではないでしょうか。
この「プロジェクトマネジメントとは?」ページでは、プロジェクトやプロジェクトマネジメントの最低限おさえておきたい前提知識の基礎・基本を、プロジェクトマネジメントの世界標準知識体系であるPMBOK®︎の内容を踏まえながら、分かりやすく網羅的にお伝えしています。ぜひ参考にしてください。
プロジェクトマネジメントとは?
2024年2月5日更新
目次
1. そもそもプロジェクトの仕事って何?
これを読んでいる方の中には、普段の仕事で新たな「プロジェクト」の立上げに関わる機会があったり、社内・社外を問わず何らかの「プロジェクト」と名のつく活動にメンバーとして参加した経験があったりする方も少なくないのではないでしょうか。
日ごろ「プロジェクト」と耳にする機会は多いものの、改めて「プロジェクトの定義」と問われると、サラッと答えられない方もいるかもしれません。ここではまず「プロジェクトの定義」から分かりやすく解説していきます。
1.1 プロジェクトとは
プロジェクトとは、「新たな要素が含まれた独自の目的・目標を設定し、それを期限内に達成するための取り組み」のことです。
プロジェクトの定義を簡潔にまとめると、下記の2つの条件を満たしている取り組みかどうかが判断のポイントになります。
● 独自性:自分(または組織)から見て新たな要素が含まれている取り組みであること
● 有期性:達成までの期限が定められている取り組みであること
例えば、
● 毎日の朝礼・終礼・業務日報を実施する
● 毎週の営業数字を既存システムに入力する
● 毎月の給与計算・経費清算に伴う経理業務
など、定常化され同じことを繰り返していくような仕事はプロジェクトではありません。
では、プロジェクトにあたる仕事の例をいくつか挙げてみましょう。
● 営業管理システムを新たに自社で開発する
● 定常業務で使用中の一部マニュアルを刷新する
● 毎年、年度の初めに全社員を集めてキックオフを開催する
これらはプロジェクトの仕事にあたります。繰り返しになりますが、自分(または組織)から見て新たな要素が1つ以上あり、かつ開始と終了の日時が決められ、達成までの期限が定められている取り組みがプロジェクトの定義です。
また、その独自の目的・目標のゴールに向かって一緒に活動していくためのチームを「プロジェクトチーム」と呼びます。
この他にも、押さえておきたいプロジェクトの特徴・特性がいくつかあります。
例えば、
1
目的・目標の中身や規模の大小を問わずプロジェクトと呼ぶ
2
社内はもちろん、外部の専門家や他の協力企業や国(行政)などと協力する場合もある
3
プロジェクトの仕事が始まる前にあらかじめプロジェクトの成果物について決める
などが挙げられます。
プロジェクトの仕事は外部の専門会社、社内外の有識者の協力が必要なこともあります。登場人物も多く、多方面のコミュニケーションが欠かせません。また、プロジェクトの仕事は、これまでにない新たなチャレンジを含む内容であることが前提です。そのため、期限内に全ての活動を終了し、決められた成果物を正しく創るという難しさもあります。
1.2 なぜプロジェクトの仕事がますます増えているのか
プロジェクトの仕事が近年ますます増加傾向にあるのはなぜでしょうか。
一般的に、同じことを繰り返す定常業務の仕事は、企業内の活動において持続的な事業運営の役割を担うケースが多くなっています。それに対してプロジェクトの仕事は、企業が目指す未来のヴィジョン達成に向けた新規事業や、既存の定常業務の改善がメイン。つまり、成長・発展的な役割を担うケースが多いのです。
皆さんもお分かりのとおり、現代、そしてこれからの時代はますます世の中の変化が激しくなっていきます。同じことだけを繰り返しやっていても、残念ながら企業の成長を見込むことはできません。新規性や独自性があることに果敢にチャレンジしていくことでしか、企業の持続的な成長・発展は望めない時代になっています。
話をとても単純化していますが、企業活動において成長・発展的な役割を担う「プロジェクトの仕事」が近年ますます増えている背景には、こうした時代の流れがあるのですね。
最近よく耳にするAIなどのIT・ロボティクス産業が日々発展していくにつれ、人がやらなくてもよい仕事などはどんどん自動化されていくことでしょう。そうした時代の流れの中で、今まで人があまり頭を使わなくてもやれていた定常業務の仕事範囲・量は減少していき、頭を使って考えなければできない仕事、つまり、新しいことにチャレンジするプロジェクトの仕事に人が集中していくのです。
とはいえ、企業活動において、プロジェクトの仕事だけをしていればいいというわけではもちろんありません。同じことを繰り返す定常業務も重要な取り組みです。プロジェクトの仕事と定常業務の仕事、この2つの活動が上手く相まって企業が目指すべき未来のビジョンが成し遂げられるのです。
プロジェクトの仕事 + 定常業務の仕事
企業は目指すべき未来のビジョンが成し遂げられる!
重要なのは、プロジェクトの仕事、同じことを繰り返す定常業務の仕事、それぞれの仕事を上手く進めていくための知識や技術(スキルセット)をしっかりと理解・実践し、成果を出せるようにすること。これに尽きるのではないでしょうか。
マニュアル通りに適切に進めれば安定した成果が出やすい定常業務の仕事と、プロジェクトチームが一丸となり、頭を使って新たな要素のアイディアを現実の世界に創り出していくプロジェクトの仕事とでは、求められる知識や技術(スキルセット)が全く異なります。
そのため、プロジェクトの仕事を進めていくにあたっては
● 体系的なプロジェクトの進め方のノウハウが社内に存在しない
● どのようにプロジェクトを立上げ〜終結まで進めていけばいいかのイメージが湧かない
● 次から次へと新たな問題が発生してしまい、現場の問題解決の収拾がつかない
など、プロジェクト担当者が悩み、頭を抱える事態になっているケースも少なくありません。
そこで、次の項目では、プロジェクトの仕事を進めるにあたって、最低限おさえておきたいプロジェクトマネジメント(プロジェクト管理)の概要やポイントについてできるだけ詳しく解説していきます。
2. 現場で誰も教えてくれないプロジェクトマネジメントの基礎知識
2.1 プロジェクトマネジメントとは
「プロジェクトマネジメント(プロジェクト管理)」とは、簡単に言えばプロジェクトの仕事を立上げたり、進め方の計画を詳細に決めたり、チームメンバーが順調に仕事を進められるよう進捗管理や軌道修正などのサポートを行ったりと、プロジェクトの現場で求められる知識と技術です。プロジェクトの目的・目標達成率を高めるための専門的な知識や技術とも言い換えられます。また、それらの知識と技術を駆使し、プロジェクトの仕事を期限内に成功まで導くこと自体もプロジェクトマネジメント(プロジェクト管理)です。
2.2 プロジェクトマネジメントの世界標準PMBOK®とは
PMBOK®︎(通称:ピンボック)とは「Project Management Body of Knowledge」の略で、あらゆる業種・業態のプロジェクトに適用できる基本的なプロジェクトマネジメント(プロジェクト管理)の手法が体系的にまとめられているものです。
アメリカのプロジェクトマネジメント協会(PMI®︎)が発行しており、1986年に初めて発表されてから、ほぼ4年ごとにその時代に合わせて改訂されています。現在では、体系的なプロジェクトマネジメントの標準として世界で活用・実践されています。
ここからは、PMBOK®︎の中で解説されている「プロジェクト成功の12の原理・原則」「プロジェクトマネジメントに必要な8つのパフォーマンス領域」「プロジェクトマネジメントの基本的な流れ」について、シンプルに分かりやすく解説していきますのでぜひ参考にしてみてください。
2.3 プロジェクト成功の12の原理・原則
「プロジェクト成功の12の原理・原則」は、プロジェクトの仕事に関わるプロジェクトチーム内外の全ての人々の行動指針であり、戦略・戦術策定、意思決定、問題解決などのためのガイドラインになるものと考えてください。また、大前提として、このガイドラインが「責任感」「尊重」「公平性」「誠実さ」の4つの価値をとても大事にした上で構成されていることを理解しておきましょう。
1
スチュワードシップ
(受託者・担当者の精神)
プロジェクトを成功させるためには、プロジェクトチームの全員が、プロジェクトの仕事に対して前向きで積極的な姿勢を持ち、誠実かつ謙虚に業務に取り組むことが大切です。透明性があり風通しの良いオープンなコミュニケーションを日々行うことや、プロジェクトをみんなが自分事として捉える強い責任感も求められます。
2
チーム
(協業)
様々な職能、経験、知識、スキルを持つ人が集まるプロジェクトチームでは、助け合いの気持ちと、一緒にプロジェクトの目的・目標を達成するという強い意識を持つことがとても大切です。チームワークを日々意識し、一人ひとりが協力し巻き込み合うことで、プロジェクトでより大きな成果を生み出せるようになります。
3
ステークホルダー
(利害関係者)
プロジェクトの仕事に関わる利害関係者と積極的に交流して良好な人間関係を築き、互いにプロジェクトの成功に向けて貢献し合います。これによりプロジェクトの仕事はよりスムーズに進行し、プロジェクト成功の可能性が飛躍的に高まります。
4
価値
プロジェクトの成果物の完成だけでなく、「価値」の提供に焦点を当てることが大切です。「価値」とは、プロジェクトの成果物や成果がどのように利害関係者や組織に役立つかということです。ここでいう「価値」は、単に物理的な製品やサービスに限定されたものでなく、ビジネス的、社会的、感情的な「価値」なども含まれます。
5
システム思考
プロジェクト内の各種取り組みを単独のタスクや活動として捉えるのではなく、それぞれが関連し合う集合体として大局的に捉える視点が大切です。プロジェクトの全体像を冷静に俯瞰する視点で理解し、それぞれがどのように影響を与え合うかを常に意識しておく必要があります。
6
リーダーシップ
プロジェクトの目的・目標達成に向けて、プロジェクトチーム内のベクトルを合わせて向かうべき方向にリードします。また、プロジェクトチームメンバーがプロジェクトの目的・目標達成に向かって協力・連携しやすい環境を整えます。単に命令や指示を出すことではなく、チームメンバーの能力を引き出し、積極的に貢献できるようサポートすることが大切です。
7
テーラリング
(手直し)
プロジェクトの進め方やプロジェクトマネジメント(プロジェクト管理)のやり方を、プロジェクト現場の状況に合わせて調整します。「この進め方、やり方が全てに当てはまる」という考え方ではなく、各プロジェクトの仕事の特性を理解し、それに合わせて臨機応変に調整を図ることがとても大切です。
8
品質
プロジェクト成果物はもちろん、生産活動のプロセスにおいても品質を担保できるよう意識します。明確なプロジェクト成果物と生産活動の進め方の品質基準を設定することで、プロジェクトの最終意思決定権者の要求事項を満たせるプロジェクト成果物を確実に作り上げます。
9
複雑さ
プロジェクトの仕事は、外部要因や内部要因の関係で複雑である場合がとても多いです。この複雑さは、人の価値観や行動特性、生産活動における技術的な要素、組織内外の職場環境、プロジェクトの規模感など、様々な原因から生まれる可能性があります。プロジェクトチームがプロジェクトを円滑に進められるよう、メンバーの知識・経験・学習状況に基づき進め方ややり方を検討します。プロジェクトの仕事には問題・課題はつきものだという心の持ちようで臨みます。
10
リスク
(不確実性)
プロジェクトの仕事には、不確実性(不確かな事)が多く伴うことを理解しておきましょう。プロジェクトの成功にマイナスの影響を及ぼす可能性のある「脅威のリスク」、その逆でプラスの影響を及ぼす可能性のある「好機のリスク」、これらの不確実性をできるだけ早く特定し、適切な対応策をとる必要があります。リスクマネジメントを制するものはプロジェクトを制する。そう言っても過言ではありません。
11
適応力と回復力
プロジェクトの仕事が当初の計画から大きく外れて予期せぬ事態に陥ってしまったときは、柔軟かつ建設的に対応し、早い段階で軌道修正を図ることが求められます。「適応」とは必要な変更・変化に対して柔軟に対応することを指し、「回復」は業務上のトラブルや失敗からいち早く立ち直り前に進むことを意味します。プロジェクトは良い意味で困難が多い仕事ですので、気持ちの切り替えスイッチを持てるようにしましょう。
12
チェンジ
(変更・変革)
プロジェクトの最終的な目的・目標を達成するためには、新しい技術や手法を取り入れたり、進め方ややり方といったプロセスの改善を行ったりと、プロジェクトの仕事を進める過程で柔軟に変化していくことが求められます。また、プロジェクトの仕事に関わる関係者が、プロジェクト現場の変化を認識・理解し、適応できるよう支援することも大切です。事前に取り決めたルールを遵守しながらも、変更・変革を前向きに捉えることが大切です。
プロジェクトに関わる全ての人々が、これらの「プロジェクト成功の12の原理・原則」を踏まえて意識的に仕事を遂行していくことで、より効率的にプロジェクトの目的・目標達成というゴールへ近づける可能性が高まります。ご自身のプロジェクトの仕事の中での思考や行動を、この「プロジェクト成功の12の原理・原則」に沿って見直してみてはいかがでしょうか。
次に、プロジェクトを進めていく過程で現場レベルで求められる「プロジェクトマネジメントに必要な8つのパフォーマンス領域」について、具体的な内容を解説していきます。
2.4
プロジェクトマネジメントに必要な
8つのパフォーマンス領域
プロジェクトの仕事を効果的・効率的に進めていくためには、具体的にどのようなプロジェクトマネジメント(プロジェクト管理)の知識と技術、すなわちスキルセットが必要なのでしょうか?
体系的なプロジェクトマネジメント(プロジェクト管理) の世界標準PMBOK®︎では、プロジェクトマネジメント(プロジェクト管理)の実務を遂行するにあたって最低限押さえておきたい知識や技術を「プロジェクトマネジメント(プロジェクト管理)に必要な8つのパフォーマンス領域」としてまとめています。
なお「プロジェクトマネジメント(プロジェクト管理)に必要な8つのパフォーマンス領域」では、プロジェクトを成功させるためにそれぞれの領域が全体に関連し合っていると理解しておくことが大切です。どれか特定のスキル1つを磨けばプロジェクト現場で機能するというものでなく、この8つのパフォーマンス領域のスキルを網羅的に整えて実践していく必要があると理解しましょう。
1
ステークホルダー
プロジェクトの最高意思決定権者やプロジェクトの仕事に関わる関係者の特定、優先順位付け、プロジェクト期間における継続的コミュニケーションを通しての関係性の管理を行うためのスキルに焦点を当てたパフォーマンス領域です。
このステークホルダー・パフォーマンス領域では、プロジェクトの仕事に影響を与えたり、プロジェクトの仕事から影響を受けたりする人やグループ、組織などを抜け漏れなく特定し、求められていることを正しく理解して適切に対応する方法を考えます。ステークホルダーは多岐にわたり、プロジェクトの顧客、チームメンバー、上司、投資家、協力会社などが含まれます。しっかりと管理を行い、関係を構築しましょう。
優先順位の高いステークホルダーからコミュニケーションをとり、それぞれに納得してもらった上で、プロジェクトの成功に向けて協力し合うことがとても大切です。また、プロジェクトを進めていく過程でも適宜ステークホルダーからのフィードバックを集め、プロジェクト現場の状況をより良く改善していきましょう。
2
チーム
プロジェクトチームメンバーが一丸となって円滑にプロジェクトの仕事を進めていくために求められる、プロジェクトチームメンバーの管理と協働しやすい環境づくりを行うためのスキルに焦点を当てたパフォーマンス領域です。
このチーム・パフォーマンス領域では、プロジェクトチームメンバーの選定や体制構築、仕事の役割分担、プロジェクトチーム内のコミュニケーション管理、プロジェクトに対するモチベーションを高めてより生産性を上げるためのリーダーシップが重要なポイントとなります。
プロジェクトチームメンバーの意見を尊重し、肯定的な対話をし、チームを支援しながらプロジェクトの成功に向けて無駄のない行動をとることが求められます。特にプロジェクトの仕事を進める中で問題があるときは、特定のメンバーを責めるのではなく、問題そのものに注目して解決策をみんなで考えます。過去ではなく、未来に焦点を当てて考え、判断することがとても大切です。
3
開発アプローチとライフサイクル
開発アプローチとライフサイクルは、プロジェクトの内容を踏まえた上で、プロジェクトの仕事をどう進めるべきか、また、どのプロジェクトマネジメント(プロジェクト管理)手法を取り入れるべきかを検討・判断するスキルに焦点を当てたパフォーマンス領域です。
この開発アプローチとライフサイクル・パフォーマンス領域では、プロジェクトの成功率を高めるために有効な進め方(予測型や適応型など)やプロジェクトのフェーズ(局面)分けを詳細に考えます。プロジェクトの仕事の始めから終わりまでの一連の流れや手順を、プロジェクト内容に応じて適切に設定することが重要になります。
なお、開発アプローチとライフサイクルを検討する際には、新しい要素の度合い、変更の難易度、脅威リスクの多さ、ステークホルダーの特性、プロジェクト期間や期限、組織の文化や環境要因などを考慮することが大切です。
4
計画
プロジェクトの仕事を上手く進め、プロジェクトの目的・目標を着実に達成するためには“段取り八分”が欠かせません。そのための詳細なプロジェクト計画を一番遠いゴールからの逆算思考で策定し、管理するスキルに焦点を当てたのが計画・パフォーマンス領域です。
この計画・パフォーマンス領域では、プロジェクトの仕事における、誰が、何を、いつまでに、いくらでやるのかなどの具体的なプロジェクト成果物範囲、人員配置や役割分担、スケジューリング、リスク特定や分析などを総合的に計画します。
なお、プロジェクト計画を立てるときには、過去のプロジェクト教訓(実績情報)を参考にする方法や、プロジェクトチームメンバーや主要なステークホルダーと相談や対話をしながら決める方法など様々な方法があります。どんな方法でプロジェクト計画を立てるのが最善かは、プロジェクトの内容や組織体の状況によって判断します。また、プロジェクト現場の状況に応じて、プロジェクト計画に都度見直しや変更対応が必要になることも念頭に置かなければなりません。
5
プロジェクト作業
プロジェクト成果物を実際に創るための生産活動全般や、その支援・サポートを行うためのスキルに焦点を当てた領域です。
このプロジェクト作業・パフォーマンス領域では、プロジェクトチームメンバーが活動していく中での相談対応やフィードバックなどの支援やサポートを、プロジェクト計画に沿って実際に行ったり、生産活動に必要な人や物のリソース全般を適切に管理したりします。
なお、プロジェクトチームメンバーがプロジェクトを進めていく中で新しい仕事に挑戦し、スキルアップできる環境を意図的に作ることも重要です。プロジェクトの生産活動を通して新しい知識や技術を学んだり、今の仕事の方法をもっと良くする方法を考えたりと、成長できる機会が得られるプロジェクト現場であることがとても大切になります。
6
デリバリー
プロジェクト成果物はもちろんのこと、プロジェクトの開始から完了までの一連の仕事の経験から得られたプロジェクト教訓、そして何よりプロジェクトの目的・目標を成し遂げることでの価値、これらをしっかりと提供するためのスキルに焦点を当てた領域です。
このデリバリー・パフォーマンス領域では、プロジェクトの成果物が顧客の求める内容や品質に合致していること(妥当性があること)、成果物に抜け漏れやミスがなくきちんと提供できることが求められます。
また、全てのプロジェクトの仕事が完了したときは、振り返りの機会を設けて組織にプロジェクト教訓を情報提供し、組織のプロセス資産を積み上げてプロジェクトマネジメント(プロジェクト管理)の質を高めることが極めて重要になります。
7
測定
プロジェクトの仕事がプロジェクト計画通りに進んでいるかを確認する進捗管理や、プロジェクト現場の生産活動における技術的課題やスケジュール遅延などが原因での調整・変更対応・軌道修正を図るためのスキルに焦点を当てた領域です。
この測定・パフォーマンス領域では、プロジェクトがどれくらい計画通りに進んでいるかを適正に監視・コントロールするために、信頼できるプロジェクトの仕事のパフォーマンス情報を使って評価する必要があります。また、適宜実施されるプロジェクトの仕事の進め方・やり方をどう改善できるか考えることも大切です。
例えば、プロジェクトの仕事が目標にどれくらい近づいているかを数値で評価する「重要業績評価指標(KPI)」という指標があります。この指標を使って、プロジェクトの仕事が上手く進んでいるか、または何か改善すべきことがあるかなどを都度判断し、プロジェクトの目標達成を目指します。
8
不確かさ
プロジェクトの仕事を進める中で起こる様々な予想外の出来事や、はっきりしない不確かな状況(不確実性)を特定・分析・対処するスキルに焦点を当てた領域です。
この不確かさ・パフォーマンス領域では、プロジェクトを取り巻く曖昧さ、脅威および好機の不確実性について、プロジェクトチームみんなで意見を出し、優先順位を付け、どう対処するかの具体的方策を考えます。
不確かさに柔軟に対応するためには、プロジェクト全体を俯瞰して見ることがとても大切です。また、過去のプロジェクト経験から学んだ教訓を活かしたり、プロジェクトの仕事を進めながらPDCAサイクルを回して最適化を目指したりすることも重要です。
これら「プロジェクトマネジメント(プロジェクト管理)に必要な8つのパフォーマンス領域」のスキルセットを習得したうえでプロジェクトの仕事を進めていけば、プロジェクトの成功確率とその再現性はグッと高まります。
続いて、具体的な「プロジェクトマネジメント(プロジェクト管理)の基本的な流れ」についてご紹介していきます。
2.5 プロジェクトマネジメントの基本的な流れ
プロジェクトの仕事には様々な種類があり、それぞれやるべき業務内容はもちろん異なります。しかし、どんなプロジェクトの仕事にも共通して適用できる基本的な流れ・フレームワークという考え方が存在します。
体系的なプロジェクトマネジメント(プロジェクト管理) の世界標準PMBOK®︎の中で解説されている「プロジェクトマネジメントプロセス群」という進め方の手順は、どの業界・業態、どんな規模のプロジェクトの仕事でも活用できる、プロジェクトの開始から完了までの一連の流れです。プロジェクトマネジメント(プロジェクト管理)の基本の「キ」としてぜひ押さえておきましょう。
立上げプロセス
このプロジェクトで何を成し遂げたいか、それを成し遂げることで新たにどんな価値が生まれるのか、すなわち、プロジェクトの目的・目標を明確にして、できるだけシンプルに分かりやすく可視化します。また、このプロセスには、プロジェクトの仕事に関わる全ての関係者を特定すること、その中でも最重要人物であるプロジェクトの最終意思決定権者に、プロジェクトの仕事の公式な立上げの承認を得ることも含まれています。
計画プロセス
プロジェクトの成功には “仕事の段取り” が欠かせません。つまり、プロジェクトの目的・目標を達成するための詳細な計画をしっかりと策定する必要があります。このプロセスでは、要求事項の収集、プロジェクト成果物の整理、生産活動の工程作成、仕事の役割分担、スケジュール、予算シミュレーション、コミュニケーション計画、リスク特定と対策立案などを、プロジェクトチーム内外の現場でゴールまでの道筋を共通認識できるよう可視化します。
実行プロセス
プロジェクトチームメンバーが主体となり、プロジェクトの計画に沿ってプロジェクト成果物を創るための生産活動を行うプロセスです。各々が役割分担された工程(タスク)の1つ1つを、品質基準を守りながら適切に進めていき、期限内に終わらせていきます。プロジェクトチーム内外の関係者とは日々のコミュニケーションを大切にし、プロジェクトの成功に向けて貢献し合う関係づくりを行うことがとても重要です。プロジェクト現場レベルで対立・衝突やトラブルが発生した際は、早めに建設的な対処をしましょう。
監視コントロールプロセス
プロジェクトの仕事全体、そしてプロジェクトの生産活動が計画通りに順調に進められるよう進捗管理・変更管理を的確に実施するプロセスです。プロジェクト現場レベルの情報収集、計画に対する実績の差分分析、必要に応じた然るべき調整や軌道修正に向けた変更対応などが求められます。プロジェクトの成功には、プロジェクトマネジメント(プロジェクト管理)する立場であるプロジェクトマネジャーの、プロジェクト現場を俯瞰する視座・視点がとても大切です。
終結プロセス
プロジェクトの仕事で創るべき全てのプロジェクト成果物の妥当性確認や検収作業を実行し、最終的な受け入れをするプロセスです。また、プロジェクトの仕事の全ての実績をパフォーマンス情報として整理し、プロジェクトの目的・目標が達成できたかどうかの評価をプロジェクトの最高意思決定権者から受けるとともに、プロジェクトを進めてきた中で得られた多くのプロジェクト教訓をまとめて振り返りまでを行い、プロジェクトの仕事の公式終了を認めてもらいます。
このように「プロジェクトマネジメントの基本的な流れ」には、必ず実施しておくべき5つの重要なプロセスがあることを理解しておきましょう。プロジェクトの仕事は「なんとなくやっていたらできてしまった」というものではありません。これらの流れに沿った進め方、まさに “段取り八分” がとても大切なのです。
2.6 PMBOK®︎を学ぶ意義
すでにお伝えした通り、PMBOK®︎(ピンボック)は世界的に幅広く読まれ、プロジェクトの現場の第一線で活用されているプロジェクトマネジメント(プロジェクト管理)の知識体系ガイドです。体系的かつ実践的なプロジェクトマネジメント(プロジェクト管理)に興味があるビジネスパーソンの方には、ぜひともPMBOK®︎を学ぶことをオススメします。
PMBOK®︎の基礎的な内容を押さえておくことで、プロジェクトの仕事の誤った進め方や無駄が驚くほど減り、プロジェクトの成功率が格段に高まったというお声も多く耳にします。プロジェクトマネジメント(プロジェクト管理)の基本をしっかりと学んだうえで日々の業務に取り組むことで、プロジェクトの仕事の質が上がり、関係者間の不可解なトラブルなどが激減します。また、これまで余計な時間がかかっていたプロジェクトの立上げや計画なども、効率的かつ効果的に進めることができるようになるでしょう。
最低限の前提知識と共通言語を持たないままプロジェクトの仕事に取り組むと、ミスコミュニケーションや無駄な仕事がたくさん生じてしまいがちです。プロジェクトチーム全員がPMBOK®︎を学び、プロジェクトの仕事を上手く進めるための考え方、具体的な知識と技術、成功の秘訣となる勘所を知っておくことで、タスク1つをとっても見え方や捉え方が変わり、炎上リスクや精神的なストレスも確実に減っていくことでしょう。
つまり、体系的なプロジェクトマネジメント(プロジェクト管理) の世界標準PMBOK®︎の基礎的な内容を学んでからプロジェクトの仕事に関わることは、車を運転する前に交通ルールや運転操作の技術を学ぶのと同じぐらい大切なことと言っても過言ではありません。
3. プロジェクトマネジャー(PM)の具体的な仕事内容とは
プロジェクトマネジャー(PM)とは、プロジェクトを成功させるため、すなわちプロジェクトの目的・目標を達成するために、プロジェクトチームをリードしながら全体の進行管理やプロジェクト現場の状況に応じた軌道修正を図る役割の仕事です。プロジェクトには明確な期限があるため、その期限までに全てのプロジェクト成果物を無事に完成させられるよう、プロジェクトマネジャー(PM)が責任を持ってプロジェクト全体を監視・コントロールしていきます。
ここでは一例として、一般的な「システム開発プロジェクト」の例を用いながら、プロジェクトマネジャー(PM)の具体的な仕事の流れのイメージを解説します。
1
プロジェクトを立ち上げる
まず、新たなシステムを開発して何を成し遂げたいのか、プロジェクトの目的を明確にします。その上で、プロジェクトが目指すべきゴールとなる具体的な目標をはっきりさせていきます。これらが決まるとプロジェクト全体の方針が固まるため、プロジェクトの最終意思決定権者にその内容を説明して相互理解を図り、プロジェクトの正式な開始を承認してもらいます。
2
プロジェクトの計画を立てる
プロジェクトを正式に立ち上げることができたら、次はプロジェクト全体をどのように進めていくか、具体的な計画を立てていきます。プロジェクトが成功するか、はたまた失敗してしまうかのカギを握るのは、このプロジェクト計画と言っても過言ではありません。プロジェクトに関わる1つ1つの仕事や成果物が行き当たりばったりにならないよう、プロジェクトの仕事全体を通して「いつ」「誰が」「何を」「どのように」やるのかを明確にしましょう。そして、プロジェクトのゴールに向かって着実に進んでいけるよう、関係者やプロジェクトメンバーの協力を得ながら”段取り八分”を整えてプロジェクト計画を仕上げます。
3
プロジェクトチームを編成する
策定したプロジェクト計画に沿って、新たなシステムを実際に構築するための人材を確保・調達してプロジェクトチームを編成します。とりわけシステム開発のプロジェクトの場合、社内のリソースだけでは技術面や人員数の問題が生じることから、外部のパートナー企業との協業(部分的なアウトソーシング)を前提とした編成になることも少なくありません。
4
プロジェクト推進と進行管理を行う
プロジェクト計画の策定とプロジェクトチーム編成が完了したら、いよいよプロジェクトの生産活動が開始します。関係者やプロジェクトメンバーと共通のプロジェクトゴールを認識できるよう、キックオフ会議を実施してプロジェクトを積極的に推進していきます。また、プロジェクトができるだけ計画通りに進むよう、日々プロジェクト現場の管理や支援・サポートを行います。ここでは、プロジェクトマネジャー(PM)の主たる役割は、システム開発の実作業や成果物の作成を直接実施することではないと念頭に置いておきましょう。あくまでプロジェクト全体を俯瞰し、監視・コントロールをしていく立場であると認識する必要があります。
5
プロジェクトの変更を適正に管理する
プロジェクト現場の状況によって、時には関係者や外部の協力会社と変更の調整をしてプロジェクト計画の見直しをしたり、様々な交渉を行ってプロジェクト目標の軌道修正を図ったりする機会もあるかもしれません。プロジェクトの成功という最終的なゴールに向かうためには、日々のコミュニケーションや連携、タイムリーな情報共有を止めずにプロジェクトを前に進めていく粘り強さが大切になります。
6
プロジェクト評価と振り返りを行う
プロジェクトの生産活動が完了し、全てのプロジェクト成果物が完成したら、最終的なシステムの受け入れ検査を行います。検査に合格したら、いよいよプロジェクトを終結させる準備をします。プロジェクト完了後には、プロジェクト全体の評価と振り返りを行うためのプロジェクト終結会議(報告会)を実施し、プロジェクトの実績に関する説明、最終的なプロジェクトの成功または失敗の評価、問題点の洗い出しや対策の立案など、次回以降のプロジェクトに活かすための教訓を整理します。
このように、プロジェクトマネジャー(PM)の仕事はたくさんの役割と責任を伴うとても難しい仕事です。その分、期待も非常に大きいやりがいのある仕事と言えます。
では、実際にプロジェクトマネジメント(プロジェクト管理)基礎スキルを学び、プロジェクトの仕事に活かしているビジネスパーソンの方々は、どんな経験をしているのでしょうか?
続いてご紹介するのは、プロジェクトマネジメント(プロジェクト管理)基礎スキルを学んで、プロジェクトの仕事で大きな成果を上げた方たちの生の声です。彼・彼女らの例を通じて、プロジェクトマネジメント(プロジェクト管理)基礎スキルの学びが、プロジェクトの仕事でどのように役に立つのか具体的に見ていきましょう。
4. プロジェクトマネジャー(PM)の先輩の声(PMBOK®︎を学ぶ前後)
新製品開発プロジェクトでの
社内外コミュニケーション・相互理解が驚くほど円滑に!
大手飲料メーカーのブランドマネージャー様
PMBOK®︎を学ぶ前
社内外の関係者への説明は定型の製品企画資料で行うことが多く、各プロジェクトの進め方などの細かい詰めや認識合わせも、基本的に口頭でのコミュニケーションと各自の会議メモに頼っていた。そのため、プロジェクトを進める中で認識の齟齬によるトラブルやコミュニケーションエラーが頻繁に起きていた。
PMBOK®︎を学んだ後
「プロジェクト憲章」「プロジェクト成果物一覧」「開発スケジュール」「リスク・課題管理表」など最低限可視化しておくべきプロジェクト資料類を準備してプロジェクトを進めるようになり、関係者間のコミュニケーションがとても円滑になった。また、関係者間のトラブルも以前に比べると驚くほど減り、意見の相違や対立が発生した際も、プロジェクトの成功に向けてチーム一丸となって対処できるようになった。学びと実践の効果を実感できている。
俯瞰の視座が持てるようになり、
プロジェクトをスムーズに進められるように!
フリーランスWEBディレクター様
PMBOK®︎を学ぶ前
Webディレクターという職業柄、これまでは自己流で試行錯誤しながらプロジェクトをリードしてきました。Web制作のアイデア出しは得意な方なのですが、お客様から案件をいただいてからそれを希望納期までにやり切れるレベルまで落とし込んでいくことがとても苦手で、タスクが散乱し、混乱してしまうことが多いという課題がありました。
PMBOK®︎を学んだ後
Web制作プロジェクトの開始から完了までの体系的な進め方についての基礎的な知識と技術を身につけることができ、プロジェクト全体の中での自分の立ち位置や役割も明確になりました。また、プロジェクト全体を俯瞰する視座が持てるようになったことが一番の収穫だと思います。プロジェクト全体を俯瞰することで、今何が足りていなくて、誰が何を優先してやるべきかなどの判断がシンプルにできるようになり、プロジェクトをスムーズに進められるようになったと実感しています。
炎上プロジェクトの火消しに成功し、ゴールに向けて再始動!
システム開発受託プロジェクトのプロジェクトマネジャー様
PMBOK®︎を学ぶ前
初めてPMBOK®︎のテキストをパラパラと見たときはとても難しそうな印象を受け、「何のためにこんなに細かいプロセス管理が必要なんだろう」と必要性を全く理解できていませんでした。実際のプロジェクトマネジメントの現場実務でも、細かいプロセス管理を実践する意欲が湧かずに曖昧なままプロジェクトを進めていたのですが、担当していたプロジェクトが炎上状態に陥って、課題解決に悪戦苦闘する日々を送ることになってしまいました。
PMBOK®︎を学んだ後
「プロジェクトの立上げ〜終結までの一連のプロセスを、面倒に思えても徹底的に順守すべき」と大きく思考を切り替えられたことで、プロジェクトの立上げプロセスに改めて立ち戻り、社内外のステークホルダーの方々とプロジェクトの大義名分を正しく目線合わせし直すことができました。そのおかげで、プロジェクトの目的・目標の達成に向けてプロジェクト業務を再始動・仕切り直しすることに成功しました。
5.
プロジェクトマネジメント専門家コミュニティSmileWay®︎のプロジェクトマネジメント教育の特徴と強み
プロジェクトマネジメント専門家コミュニティSmileWay®︎では、即戦力となるプロジェクトマネジャーを育成するためのシンプルで分かりやすい実践的な研修・講座を提供しています。
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1
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双方向型で飽きない超アクティブな1日完結形式
プロジェクト現場でプロジェクトマネジメントを即実践できるようにするため、プロジェクトマネジメント基礎スキルの学びの場において、章ごとに「座学講義 → 講義内容を体感できるワークショップ → 消化不良を起こさないためのQ&A セッション」を実施します。こちらは研修・講座の全時間帯で受講者の皆さんが前のめりに参加できる超アクティブな進行となっており、座学講義で学んだ内容が「聞いただけ」に留まらず、しっかりと腹に落ちて本質が伝わるプロジェクトマネジメント研修・講座です。
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プロジェクト管理ツール(エクセル版)の無料提供で
すぐに学びをプロジェクトの現場に還元
プロジェクトマネジメント研修・講座の修了後に「プロジェクトマネジメント計画書一式のテンプレート(誰でもすぐにパソコン上で使える簡単なエクセル形式)」を無料提供しています。プロジェクトマネジメント研修・講座の受講翌日から、すぐに受講者の皆さんのそれぞれのプロジェクト現場でプロジェクトマネジメントの実務に展開・実践できます。
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プロジェクトマネジメント実務歴20年弱の
経験豊富な現役バリバリの人気講師
40代で現役バリバリ、アメリカのプロジェクトマネジメント協会認定のPMP®︎有資格者であるプロジェクトマネジメント研修講師が講義を担当します。様々な業種・業態での長年のプロジェクトマネジメント実務経験と、プロジェクトマネジメント(プロジェクト管理) の世界標準PMBOK®︎の知識・技術を持ち合わせている人気講師が登壇するので、プロジェクトの成功に直結する具体的なプロジェクトマネジメントの知識と技術を、机上の空論理論や絵空事ではなく、事例を交えながらシンプルで分かりやすくお伝えできます。また、プロジェクト現場での生々しいエピソードや、身近な例え話を使った講義の解説が多くの受講者から大変好評です。
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プロジェクトマネジメント専門家コミュニティSmileWay®︎の
プロジェクトマネジメント研修・講座はこんな方にオススメ
ここまでプロジェクトマネジメント(プロジェクト管理)に興味を持って読んでいただき、ありがとうございました。
もしも、これを読んでくださった方の中に「プロジェクトマネジメント(プロジェクト管理)についてもう一歩深く学んでみたい」という意欲が湧き始めていたら嬉しいです。そして、プロジェクトマネジメント専門家コミュニティSmileWay®︎では、次の3つを自信を持ってオススメしています。
プロジェクトマネジメント専門家から直接しっかり学びたい方
究極のプロジェクトマネジメント(基礎) オンライン公開講座
体系的なプロジェクトマネジメント(プロジェクト管理) の世界標準PMBOK®︎の考え方、具体的な知識・技術を網羅的にしっかり学びたい方にオススメの最短一日完結のLIVE配信オンライン講座です。どんな業界・職種、規模の環境でお仕事されている場合でも汎用性と再現性の高い、プロジェクトマネジメント(プロジェクト管理)のベースとなる手法が学べる場ですのでご安心ください。また、受講後は受講者の方全員に、プロジェクト現場で学びの内容を即実践できるプロジェクトマネジメント計画書テンプレート一式(EXCEL版)を無料提供しています。実務へ展開しやすいと大変好評をいただいています。
究極のプロジェクトマネジメント基礎オンライン公開講座
一度にまとまった受講時間を確保するのが難しい方
プロジェクトマネジメント基礎eラーニング講座
プロジェクト現場で即実践できるプロジェクトマネジメント(プロジェクト管理)の基礎的な知識と技術を、時間と場所の制約を受けず、自分のペースで効率的に学びたい方にオススメのeラーニング講座です。テレビを視聴しているような映像型のインプット講義、講義内容が理解できているか検証するための小ワークや理解度テスト、学習後にプロジェクト現場で学びの内容を即実践できるプロジェクトマネジメント計画書テンプレート一式(EXCEL版)まで付いて、とてもリーズナブルな価格帯でご提供しています。
プロジェクトマネジメント基礎eラーニング講座
本格的に学ぶ前に内容や雰囲気を確認したい方
プロジェクトマネジメント・オンライン体験会
プロジェクトマネジメント(プロジェクト管理)の概要を、一番やさしくシンプルにオンラインLIVE配信で解説します。受講者参加型の2時間程の体験会となっており、SmileWay®︎が提供しているプロジェクトマネジメント研修・講座の本編一部(講義とグループワーク)を実際に体験いただける場です。プロジェクトマネジメント研修・講座の内容や受講の際の雰囲気を事前に確認しておきたい方にオススメです。
プロジェクトマネジメント・オンライン体験会